ゲームの曲を作る際実際にどういったやりとりが行われているかと言いますと、まずディレクターから指示書なるものを渡されます。そこに各曲のシーンとどんな曲にしたいかコメントが記入されています。

ゲームに限らずアニメでも大抵はこういった形で指示内容も思ったほど細かい事は書かれなかったりします。加えてそれぞれの曲の参考曲を いただく事もありテキストでの指示と参考曲を融合して作る、というイメージです。

初めてお仕事をするディレクターさんの場合「果たしてどういった物を求めているのか」というのがすぐには分からない事もあります。そこは経験値が物を言うところで引き出しが多い程スムーズに仕事が進むと言えるでしょう。出来上がってから全然イメージと違う、とならないよに相互の意思確認はとても重要です。
意思確認ができていても修整が入る事はありますのでスムーズに進めるためにもイメージの確認というのはとても大事になります。

出来上がった曲は各種プラットフォーム用のファイルにして納品します。多くはWAVファイルで納品します。

以上、流れではこんな感じになります。人と会う事もない仕事でそもそもが在宅、テレワークである業務形態なのでコロナ渦でも日々淡々と作業を進めております。